「The Dialect of Duality・・・」 「2つの言葉・・・」 |
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The Dialect of Duality 「2つの言葉」
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第3章
(脱出艇内で) GILLES: 「デモント・・・僕は君にとって良き夫であっただろうか? 僕はもう古きモルデカイの教えに決して耳を貸すべきじゃない。 僕は「カレ」が君に夢中になっていることをもっと知るべきだった・・・」 |
GILLS
「彼」は君の同意しないうちに犯罪を計画していたしたことも・・彼の君に対する復讐・・・僕達はお互い狂っていた。
けれど古きモルデカイの心(旧SDFのAI)・・・ そしてその古きモルデカイの心、
“僕”はなんて愚かなことをしたんだろう!
僕は(今)彼女“偉大なる心”と話しているような気分だ。 彼女(新しいモルデカイの心)は僕にここ10年の間、 僕が当時君の奥底の面をみて君を信じることが出来たなら・・・おそらく君はかつて僕がしたことに対して、
僕は君との信頼を取り戻さなくてはいけないんだ」 |
GILLS:(つぶやき:「なんて罪深き夫なんだ」) DEMONT: 「(訳者注:寝ぼけている?)ええ、本当に恐ろしい!」 GILLES: 「デ、デモント!!!」
DEMONT GILLES: 「ええ!?」 |
DEMONT 「モルデカイの心とコンタクトをとって。 それから彼らにイコノクラスト・ファイター・スコードロンを 準備させて!」 注:(イコノクラスト:原意は偶像破壊者であり、
DEMONT *注:もう一つの人格の暴走を戒めている。
GILLS 「何を言ってるんだ、大丈夫だよ」
部下: (ささやき) |
GILLES: 「何だ!」 部下 : 「シャトル・後方モニターカメラの映像です。」 GILLES: 「スキャンによると全高12キロートル!
部下(氏名不詳) :
「そうですね」 DEMONT: 「敵対的ですって!敵だわ!」 |
Monte Yallowの戦闘竜がSDFモルデカイに接近
「グルルル・・・」 |
ベルモント市政府委嘱調査植民船“モルデカイ”艦内
BIBI:
「艦長!確認できました!エネルギ?解析及び脱出したシャトルからの報告はあの 艦長 「ビビ!異星人の惑星軌道上に本船が到達するのにどの位かかる?」 「10分です、艦長!」 「よし、充分だ」 |
GILLES: 「何が起きたんだ?」 パイロット:「我々は砲撃をうけてます!」
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GIFILLES:
「ボ-デルからモルデカイへ! 我々は攻撃を受けている! 緊急用のベイの準備を整えてくれ。 我々はそこにフォールドします」 貨物室で ROWETH GNNA ROWETH GNNA |
パイロット :「敵船が主砲のエネルギーをチャージしてます。
「指示を待てません!フォールドします!」 |
GILLES: 「自分はパニッシュメントアーマーを装着している。 君たち2人は分隊に戻り、先に敵の残存を防いでくれ」 部下A 「隊長?我々の状況を考慮して下さいよ。
GILLES |
・・・モルデカイ艦内・・・ ・・・市民避難のため、無人になった美術館の1室・・・ .RUEI 「・・・・」 |
「モルデカイ」の美術館の一室、 シャンデリアに潜み、地球外生命体を模した姿で様子を伺う、UNA。 UNA:(ささやき声) 注:UNAは不定形生命体で人類形態がふさわしいかを探るために以前から「モルデカイ」に潜入して観察していた。
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BAUX 「ふふん、又姿を変えたのかい、それとも、まだまったく満足していないというのか?」 UNA 「そういうわけでおまえはわれわれを真似出来ないというわけ」 |
UNA
「今の所、この新しい体はわらわにあっておる。わらわは人間の生活というものに興味があってな・・・」 艦内放送: BAUX 「私のドームシップはすぐさまこのモルデカイを根源の形注に変えてしまいましょうぞ」 UNA 「ついてこい!おまえにいくつかみせたいものがある」
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UNA 「油絵の具とテレピン油。 「おまえは人間の記憶というものに興味があるのだろう、 「これは“ルクレティアの自殺”という特別な絵画なのだ」 *ドニゼッティ作曲オペラ「ルクレチア・ボルジア」より。 「こいつらは必要と感じるものならば誤った力にも従おうとするものなのだ」 「それが自分自身の生命を犠牲にすることであってもな」 「ルクレティアが彼女の忠実さが為に人間のオスに結婚させられた時したようにな・・・」 訳者注:彼らの社会は蜘蛛や蟻、蜂に近い構造なので英文はその点を考慮した言い回しになってます |
UNA 「ルクレティアは一族の恥をもたらすことを避けようとナイフを自分の心臓に突き刺した。 彼女の死は専制の横暴に対する平民の象徴なのだ。 それ故彼女は受難者となった」 BAUX UNA 「確かにな・・・しかし彼らはまともではないのだぞ、BAUX・・・ |
パイロットA: 「インキュバス・スコードロン、発進!」 (第4話こと後編へ続く)
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The Dialect of Duality 「2つの言葉」 第4章
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第4章 整備員A 整備員B 「ジーナ!」 GNNA 整備員B 「なに?」
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MONTE YARROW族の母船(上段)
と そのブリッジ(中段) |
艦長 「異星人は我々の降伏勧告に回答したか?ビビ」 BIBI 「ゼントラーディ語と英語での放送には反応がありません」 艦長 「ドクターJILL・VAUDELLにはショックダイバーと可変メカの指揮をさせてくれ。彼の軍隊は惑星上そして、いや、解き放たれたどんな戦闘獣もジャガ?ノ?トで殲滅してくれる
BIBI 「全方位シールドを展開!!」 |
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8800のIJ型のイコノクラスト、 200のT型のイコノクラスト、 そして僕を含む200のR型のイコノクラスト… TgIいここ
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RUEI 「これは僕らの航宙で初めての敵対異星人との遭遇だ。 「僕はこの出来事に早くかたがつくのを望んでいる。 「ゼントラーディか?インビットか?マスターズか? 「徳をなしとげることは不可能だ。
「人々の中にこれがある当分の間人間が進化することはないだろう。僕がもっとも心配しているのはこのことだ」 「けれども僕らはこの接触の過程においては
「それはより簡単に言えば不死というが、
「一体不死というものは所詮こんなことにすぎなかったのかと・・・僕はただ苦痛のある死だけを恐れるべきなのだろうかと?」
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GILLE 「よく見えている・・・」 「こちらボーデル。550小隊に告ぐ!
「以上の通りだ! 「全ての小隊へ、一斉射撃準備。
兵A「接近数!ああっ!・・3万2千!」 |
GILLE: 「ファイヤ--------!」 |
「 同士よりボーデルへ。 1万以上が突っ込んできます!
「うわぁ----------!」
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BIBI
「艦長!ドクターボーデルが惑星の影の側を超えて敵領域に向かっています!」 (*注:彼女の当時の階級は曹長でした。後にパイロットとして機体が与えられるともに准尉に昇進します)
(震動!) BIBI 「きゃ--あ--!」
艦長「どうしたというのだ!」
オペレータ(男) |
オペレータ(男) 「再チャージはまだ早すぎます!この状況で反撃の為に反射シールドを低下させるのは無謀です」 警報音・・艦長およびブリッジオペレーター(女)のアップ オペレータ(男) |
GILLES 「君にはいかなる援助も求めていないぞ? ドクターRUEIか? 君は残っているんだどうして出て来た?」 (訳者注:RUEIは軍属ですが兵士ではありません/博士号がついているのはこのため)
DR.RUEI: 「・・・・・・」 GILLES:
「RUEI!それには突っ込めんぞ! DR.RUEI: 墓標を作ろうと思ってね・・・・ それには機首を折って頭部を出さなきゃね・・・・・ ここがブラックホールの目になるんだから・・・・・・・・・」 |
GILLES: 「止めるんだ!」 .RUEI 僕の周りで全てが狂っていくのに疲れたちゃったんだよ・・・」 「君は正しいよ・・・GILLES・・・ 僕はこの船の中では・・・もう用済みなんだろ・・・」 GILLES:
「私は決してそんなことは言っていないぞ!」 .RUEI けれど君が僕ら全てに対してていつも考えていることは だから僕は君に忠実だよ・・・ なぜ僕らが君たちを信頼しているのか・・・ なぜならそれは僕らが君たちにとって有用であろうと努めるからだよ・・・」 |
RUEI
「それはあの対面から、婚約者のMINKIが死んでから、 ・・・会社のための埃をかぶったと蝶と蚕の標本だけが 「・・・僕の心は何も感じなくなってしまった・・・」 「・・・死んでから既に5年も経つというのに・・・」 「・・・最後の鼓動がいってしまうとき、虚無が支配する・・・」 「・・・僕の犠牲が僕を分解し飲み込んでいくだろう・・・
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SDFのAI(モ-デカイの心) 「DR.VAUDELLへ。こちらモ?デカイの心。彼のシグナルが弱くなっています。
GILLES: 「私に聞かせてくれ!」 「今繋がりました」 DR.RUEI :「ここでは色が奇妙だ・・・僕は壁という壁に吊された鏡に写る、僕自身に色を塗っている所だよ・・・ ・・・けれども僕らは皆これが最上ではないかもしれないと思っているんだ。モザイク、シュールリアル、それとも同時にしようか・・・ ・・・僕の命はダビットの彫刻のようにもっと立体的なものなんだ・・・ ・・・けれどもそれを彫るために必要な、運んでくるためのどんな石も残っていない・・・ ・・・そう、この彫刻には溶け出していく彼のカンバスと油絵の具が含まれているんだ・・・ |
だから僕は僕の周りの美術館が崩れてしまうまで ここに残るよ・・・ ・・・さよなら・・・
(ブラックホールの吸い込まれていく電磁波が、通信機のノイズとして拾われる)
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UNA
「BAUXには彼女の民を失ったと伝えた。
SDFのAI(モ-デカイの心)「皆死んだと・・・」 UNA 「そうだ。皆死んだ。 UNA 「BAUXか? SDFのAI(モ-デカイの心)「なんと悲しきこと・・・」 UNA:「そうだな・・・ |
SDFのAI(モ-デカイの心) 「そう、心配することはない、UNA。
BAUX GILLES 注:RUEIS-KEAEGUINEA=ルエイのフルネーム
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BAUX:
(王冠のボタンを押す) GILLES: ?うん?、頭が・・・? |
艦長: 「GILLE?、どうした?」
GILLES: 「ああ?君は?。RUEIか?」
RUEI:「いや、僕はただの(君の)記憶だよ」
おわり |
- End - |